慈悲あまねく、慈愛深き、神の御名において
ここで、イスラーム(イスラム教)、ムスリム(モスリム、イスラム教徒)、クルアーン(コーラン)を理解するためのものです。
イスラームという言葉はアラビア語で
アッラー神に帰依すること すべてをアッラー神に ゆだねることを意味します
そして、すべてをアッラー神にゆだねた人 すなわちイスラームの信徒はムスリムといいます
アッラー神様とは
アッラー神様は唯一の神様アッラーといいます。アラビア語ではアッラーという言葉自体が
神様を意味するので アッラーの神とは言いません
アッラーはアラピア語で唯一絶対の神を意味します
彼は創造者、万物の存在の聖髄であり
全知全能で
復活等を司る、絶対的・超越的な存在なのです
もちろん人間の生命はすべて
アッラーの定められた法則に従っています
アッラーは99の名前(属性)を持つとされます
預言者モハメドとは
彼は西暦571年にメッカでクライシュ族(当時のアラビア半島は部族社会でした)の一人として生まれましたモハメド様のメッカからヤスリブへ移住はヒジュラとよばれ、その年がイスラーム暦の元年だとされます
ちなみに、ヒジュラは西暦で622年でした
ヤスリブはヒジュラ後から[アルマディーナ アルムナッワラ]と呼ばれています
彼はアッラーに選ばれた人間だとはいえ、それ以上のものではありません
ムハンマドの絵や彫像を作って拝む行為などは
そういう偶像崇拝をイスラームの教えで硬く禁じています
イスラームの前にアラビア半島では、各部族がそれぞれの神を偶像にかたどって崇拝する多神教・偶像崇拝の世界でした
その時代は無法・無秩序の時代と見なし「ジャーヒリーヤ(無明時代)」といいます
イスラーム教には五つの柱があります
これらについてこれから少し筒書いていきます。