アッサラームアレイクム(あなた方の上に平安がありますように。)


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アフリカの経済成長の見通し


現在の状況


 中東、アフリカの多くの国々が豊富な資源(石油、天然ガス)で恵まれている。
でも貧しい国が多く、経済的にもほとんど成長しない。
そもそも、なぜアフリカが急激な発展を遂げたラテンアメリカや東南アジア諸国のように発展されないでしょうか?
 その地域の歴史を見ると、19世紀から、ヨーロッパの国(軍事力のある国)に踊らされ続けてきた。
その後20世紀に入って、50年代から70年代に次々独立してきた。
しかし、その植民地時代の時、国々の国境は、その地域に住んでいる部族やそれらの文化を無視して、経線・緯線にそって国を分けられた。
そして当時から現在までに起こっている混乱や紛争の大きな要因となっているではないか考えられる。
 多くの国が独立してからもう50、60年に立ちますが、なぜ今も発展されないだろう。
また、ここ数十年の成長率を見ると、マイナス成長となっている国が少なくない。
つまり、状況は以前よりも悪化している。
なぜこの状況が続いているのでしょうか?
 その考えられる理由としては、主に紛争の問題、天然資源の問題、気候の問題とかつての殖民諸国の影響力の問題などあげられる。

紛争の問題


 上記に述べたように国境の問題でほとんどの国は紛争状態にあるか、またはいつでも紛争が起こる可能性にあるため、地域全体で安定しない。
したがって、経済の成長は緩やかであるか成長しないかの状態は等分の間続くと考えられる。
例としてはアルジェリアとモロッコの国境問題、リビアとチャードnの国境問題及びエジプトとイスラエルの問題などまだ解決されていない問題は多く存在している。

天然資源の問題


 本来、豊富な資源は上手に使えば経済成長にはかなり有利がある。
しかし多くの国ではポジティブに働いていない面もある。
これらの資源が持つ、大きな(金銭的)魅力のために、国内政治が腐敗する傾向が高いのです。
また、このような政治体制の下では、天然資源からの莫大な収入をごく一部の人々のみが独占する傾向が強いために、貧富の差が拡大している。
さらに、政治上の問題や紛争の原因もなることも多い。
たとえばナイジェリアでは石油の争いで国が安定してない状況にある。

気候の問題


 その地域の多くの国が熱帯か砂漠地帯に属している。
熱帯地域では、その気候が人々の生産性を下げるばかりか、マラリアやコレラといった伝染病が頻繁に起こる。
また、砂漠地方では、水不足により農業が発展しない。
その気候が経済停滞の原因となっているのではないかと考えられる。
たとえば、アルジェリア、リビア及びエジプトなど三つの国の面積は90%以上砂漠である。
エジプトを除けば他の国は水不足や食料品の不足による深刻な問題にある。
ところでエジプトの場合はナイル川があるのでこうした問題は少ない。
それより大きな問題としては、砂漠地帯では住めないので人口が狭い場所に集中し、住まいの問題をはじめ多くの問題が出てくる。
たとえばカいるだけでは1500万人以上集中している。

かつての殖民諸国(特にフランスやイギリス)の影響力の問題


 ほとんどの国はイギリスやフランスの植民地だったそのほかイタリアやスペインの一部の植民地のところもあった。
これらの国は与えられた影響について以下に簡単に述べる。

言葉の影響力


 イギリスやフランスは先進国であるから英語やフランス語を話せば、満足されることが多い。
まずそれは大きな間違いと思う。
特に西や北アフリカ、フランスの植民地だった地域ではその影響が強い。
フランス語を話せばフランスに行けば、社会的にも経済的にも地元よりいいのでみんなあこがれである。
しかしフランスに行く人が優秀である地元よりフランスや他のヨーロッパ諸国で活躍している人が多い。
そして地域の発展には悪影響を与えていることも考えられる。

技術の影響力


 植民地時代にはその地域から必要な資源等ヨーロッパに持ってヨーロッパの工場で品物を作られ、できた商品ををその各国に返すという政策が取られてきた。
この政策によって、工業の必要性は昔から意識されず、農業についても現地に必要なものよりヨーロッパに必要なものを大量に作られている現状です。
さらに、当時から中東アフリカの人たちが消費される側あるいは何もできないというイメージがある意味では現在までも残っている。
そうすると技術力の不足問題で地域の遅れる要因となっている。
 上記の問題を含めて中東アフリカの経済は多くの問題を抱えている。
まず、安定した成長を実現するためにこれらの問題を解決する必要がある。
以下に、どのような対策がとられたかについて述べることにする。

発展の将来性


 国によって状況が異なるが、多くの国が独立してから自発的に開発を進めていこうという考えは当然にあったが、上記に述べてきたように、紛争の問題、人材不足といった問題を数多く抱え、努力目標を掲げても具体的な計画に立脚した開発を進めることが難しかったではないかと考えられる。
もちろん、 これからも中東アフリカの構築のためには各国の政情が安定し、経済活動が順調に進めることが必要である。
さらに政情安定に向けた外交交渉や紛争予防が必要であり、紛争が収まっている国でも平和を定着させることが必要である。
 さらに、本格的な発展を実現するために大きなポイントとして①平和にすること②資豊富な源を上手に使うことなど重要である。
まず①については、近年では各地で紛争の危険性やまたそれを防止するために運動や意識が固まりつつである。
たとえば最近アフリカではアフリカによりアフリカを助ける意識が高まり、紛争問題のみならず広い範囲協力しながらアフリカを発展していくという運動が強まっている。
したがって、多くの国では紛争を止められ経済的な成長にも成果を挙げている。
そしてこの調子でいけば地域の将来は明るくと感じる
 さらに、貿易や投資は経済発展のため重要であり、中東、アフリカ開発でもその重要性は近年注目されてきている。
しかし、金融制度の未整備や治安が悪く電気や水といった産業インフラが不十分であるので、その環境があまり優れていない国々が多い。
たとえば南アフリカやエジプト経済でも急速な経済成長にインフラ整備が追いつかないため、電力、道路、港湾などのキャパシティが不足している。
 そこでなぜ、近年では世界中からアフリカを注目されているでしょうか?
理由は上記に述べたように天然資源が豊富であり、さらに国際の経済成長にともない、そのエネルギーの必要性が増しているわけです。
したがって、日本を含めて従来の先進国に加えて、エネルギー需要が急激に増加している中国、インドなどが地域全体での開発に乗り出している。
 上記のことを踏まえて、①紛争防止に向けて運動が高まっていること②全体として教育レベルが上がっていること③近年では膨大な投資や貿易が流れていることなど、とうからこれから、その地域全体、特にアフリカが急速に発展されるではないかと考えられる。
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